工場内でこれらの部署になったら、きついです。
ブラック部署ランキング
第1位 品質保証
まず大企業なら工場が多く、頻繁な転勤を強いられる。工場に行くのが当たり前という雰囲気がある。新入社員で品証に配属されたら2年くらい経ったら工場へ転勤させられます。そうすれば彼女とも別れてしまう可能性もあり、将来設計に大きな影響を及ぼしかねません。例えば院卒でストレートで就職したとして24歳じゃないですか。そしてその2年後と言えば26歳ですよね。付き合っている子がいたら、いきなり遠い地方へ転勤というケースありますから、難しいですよね。
毎日のように起きる品質のトラブルに対処しないといけなく、一度トラブルが起きれば、長時間の残業を強いられます。
出荷を止めるとか、どこまで拡散しているか調べるとか、これから夕方帰宅しようとしている時でも、帰れずにそこから調べたり、翌日には顧客への報告や謝罪とか、面倒くさい業務や緊張を強いられるストレスが高い業務です。
夜間や休日でもトラブルがあれば、現場から容赦なく電話がかかってくるので、休まった気がしません。
顧客の監査には窓口となり、矢面に立たされる。
また専門性がなく、頭の良さというよりも、むしろ必要なのは製造課などベテラン現場に言い負かされない気の強さであったり、他の部署を巻き込む調整能力、瞬発力、生産性と品質担保の絶妙なバランスや落としどころをつけるような、バランス感覚。
また検査や品質ゲートを強化して、モノや出荷を止めることが多いので、生産管理や製造からプレッシャーをかけられることが多い。このような理由より、やりがいを感じることができないという人は多い。
第2位 設備・保全
基本的に工事は、土日や大型連休、年末年始に行われ、みんなが休みモードで浮かれている時に、全部出勤して工事の立ち合いなどをしないといけない。代休を取ろうにも、平日は平日でいろいろ忙しいので、取れない。
交代制の保全はもっと大変で、土日祝日に休めず、夜勤もあり
いろんな部署から、これを作ってくれ、こういうのを作れとか依頼あり、それに対応する必要がある。工事をするにも生産ラインを一時的に止めたりしないといけないので、製造課との調整が必要
第3位 技術
生産や品質が安定しないと、毎回現場から、どうするんだ?と呼ばれ、大変な思いをする。また試作なども多く、製造課との調整が続いたりする
工程能力が出ないと、苦労する
第4位 生産管理
生産遅れがないように、管理するのが大変だったり、在庫が少なくなると常に欠品リスクにさらされ、赤帽で運んだりとか、毎日常に納期に追われて、ストレスは多い。
また稼働体制を決めるときも、製造課に休出をお願いしたりとか、面倒くさい調整業務が多数ある。
逆にホワイトな部署は、経理、総務、防災関連の部署です。なぜならば過酷な製造ラインからは、一歩離れた業務だからです。例えば防災関連の部署の仕事としたら、消防設備点検を行うとか、そんな感じです。火災なんてめったに起こるものではありませんから、大体定時で帰っています。防災がなぜホワイトかというと、消防法という法律がちゃんとあるんですよね。それに基づいて愚直に順法を行えばいいんですよ。
逆に品証がなぜ大変かといえば、製品によって品質保証方法はさまざまですし、法律というものがあるようでないんですよね。なので品質に関する運用ルールは、社内基準で決めることになります。しかしこの基準決めの判断が非常に難しい。厳しくすればするほど、コストや現場に負荷がかかりますし、緩くすればこれではダメだと本社から言われますし、うまい具合落としどころを見つける社内政治力も品証では求められます。