筆者も転勤は2回経験あります。最初は環境に慣れるのが大変ですよね。特に東京などの都会から、いきなり田舎に赴任になるとカルチャーショックも大きいものです。
特に製造業なんかは工場は広大な土地がある辺鄙な田舎に多くあるものです。筆者もよく覚えております。赴任した引っ越し当日、東京から新幹線に乗り赴任地へ向かいました。在来線を乗り継いで降りた駅はすごく田舎でした。駅前に飲食店は数えるくらいしかなく、駅から少し離れただけで田畑が広がっておりました。中には島流しにあったと絶望的なその気持ちはよくわかります。
その気持ちはよくわかります。まずその田舎の中で、最も栄えている場所を見つけましょう。そこにて生活必需品の入手や、飲食店などを最初に見つけることです。ここがわかるだけでもまず少し安心できます。
そして単身赴任先の職場(例えば工場)には、車で通勤経路を下見しておいたほうがよいです。また気分転換として複数の経路を調べておくと良いです。帰りに行きつけのコンビニや銭湯、景色が見える小高い丘など、自分の中での癒しのスポットを持っているだけでもずいぶん違います。
また休日は暇になる可能性が高いので、数十キロ圏内の中核都市もしくは、温泉などのマッタリできる観光地を探しておくとよいです。車は必須かと思います。小さな中古の軽自動車でもよいので、保有しておくことをおすすめします。
筆者も覚えています。これまで東京で勤務していたので、すごく華やかでにぎやかな日常でしたが、それが一変して田舎ですよ。赴任地の最寄り駅に降り立った時は、とうとう来てしまったのかといった感じでした。とにかく車がないと生活できないし、まず路上を人が歩いていない。買い物行くにしても車で店をハシゴしないといけませんでした。しかし、大きなスーパーやドンキなどの店、飲み屋街、飲食店などを見つけて、通いだすうちに徐々に慣れてきました。
また自宅(家族がいる家)や、もともと慣れ親しんでいた本社(例えば東京や大阪など)へ、具体的にどのような交通手段で、どう乗り換えれば何時間で着くのか、電車や飛行機の時間は、どれとどれがあるのか調べて、書き出しておくことをお勧めします。そうすることで東京ともつながっているのだというかすかな希望を持てます。
例えば片道4時間くらいだとしましょう。その場合、平日の金曜日の夕方頃に仕事を終えれば、その日のうちに家族が待つ大阪や東京などに帰ってくることも可能です。筆者もそうしていました。16時半くらいに職場を後にしアパートへ車で戻り、すぐさま新幹線で家族が待つ家へ帰っていたりしました。そうすれば少なくとも土曜日は終日一緒に過ごせますね。日曜日はソワソワします。4時間かかるとしたら、月曜日の朝から出発では転勤先の職場に間に合わない可能性がありますね。まあフレックス勤務なら10時から出勤でもOKなので、月曜日の早朝に出発し、10時前くらいに出勤する単身赴任者もいました。
多くの人は、日曜日の夕方頃に、転勤先へ一人さみしく帰ることになります。日曜日の朝のがっちりマンデーや、サンデーモーニングくらいまでなら、まだ休日の気分で落ち着いていますが、サンデージャポンあたりから、昼が近づくにつれてソワソワしてきます。昼過ぎのザ・ノンフィクションあたりになると、とうとうまた赴任先に戻らなくてはいけないのか、という気分になってきます。
東京から離れていく新幹線は空いていて、同じような単身赴任者もちらほら見かけました。新幹線の中では、ゆっくり景色を眺めたり、なんでもいいのでぜひ勉強をしましょう。資格試験などの勉強でもよいです。このように1人の時間があったら、しっかりと勉強してスキルを身に着けることで、今度は本社内の別の自分の行きたい部署などにいけて、そこで活躍できて且つ、家族と一緒に過ごせる日もやってきます。