検査待ち品置き場、不適合品置き場、手直し前品置き場
品証にとって、この置き場はのどから手が出るほど欲しいくらいで、常に不足しています。
置き場は識別し、区別をする必要があります。目的は、ハンドリングミスによる誤出荷の品質問題を防止するためです。しかしこの置き場がやっかい。
いつも頭を悩ませます。なぜなら置き場は狭く、新しく見つけようとしても
既に物が置かれていて、新規置き場の捻出が困難な場合が多いからです。せっかく見つけた置き場も、作業導線が悪く遠回りになったりします。
対処方法としては、不要品を捨てて3Sをしたり、既存の仕掛品などを、近くの工場内の倉庫の開きスペースに持っていくことなどが、考えられます。最悪はフォークリフトの動線を邪魔しない、行き止まりになる端っこの、通路に置くという選択肢もあります。
その場は、消火器や消火栓の前に物を置かない、非常口を妨げないことが重要です。
特に土日挟んだ休み明け、突発の不良品が多発した時は、不適合品置き場が溢れる場合があります。もし通路に仮置きする場合は、必ず表示をして、検査待ちなのか、不適合品なのか分かるようにしましょう。
また、廃棄が確定した物は、速やかにスクラップ置き場に持っていく処理が必要です。なぜかというと、間違って使うケースがありえるんですよね。廃棄品は転用されたり、誤って使用されないようにペンキで大きく着色したり、穴を開けたりして、明らかに廃棄品だと誰が見てもわかるように識別することが重要です。
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