海外出張は、あとあと思い出となります。そしてそれが経験値となり、自信となります。
家族や子供に、どこどこの国のこんなところに行ったんだと、語ることができます。
普段観光地では行けないところに、工場がありますので、その国の、ローカルの生の姿を見ることができます。これは出張者だからこそ、貴重な体験ができるものです。しかも旅費は会社持ちで、日当も出ますので、懐も潤います。
東南アジアや東アジアの場合、だいたい降り立つ空港は、その国の首都の空港ですが、そこからマイクロバスで2時間とかの郊外の地方都市に、工場があったりします。東南アジアも首都は、お金かけて外資が入った利して、空港もショッピングモールもきれいですが、少し地方に行くとひどいですよ。
やたら目につくのは、屋台や屋台ぽい個人商店が、ひたすら並んでいることです。服やおもちゃなど、雑貨類を売ってます。しかも冷房ないのか、熱い地方なのに、部屋の外に出て、椅子に座ったり、部屋の中が見えていたりします。貧困柄垣間見えました。
だいたい工場がある地方都市でも、かなり小さめの日本人街というか、料理屋が存在します。またドローカルのレストランもあります。こんなところで現地文化に接することが、自分の経験値をあげるのです。
また出張先のナショナルスタッフとも、ぜひコミュニケーションを取りましょう。会食をする日もあると思います。東南アジアや中国の現地スタッフは、明るく気さくですよ。
ホテルはなかなか良いところに泊まれます。朝はビュッフェで、品数も多く、洋食も豊富で、清潔でかなりおいしいです。日本食もあります。部屋も広くてきれいですが、チップを、渡す文化があります。
また洗濯物も3点までなら、毎日無料でしてくれます。違和感あるのは、テレビが現地放送でくだらないのと、シャワーが棒みたいな水なことです。あと外に出たら、なんとなく蒸し暑い熱帯の気候です。
また出張で海外という雰囲気を楽しめるのは、出張終わりに現地から現地の空港までの移動中のマクロバスの中や、空港のラウンジなどです。安堵感から車の中から現地の景色を楽しめます。空港のラウンジでは好きなものを食べたり、シャワーを浴びることもできます。そして飛行機に乗り込んだ時、日系の航空会社であれば、日本人のCAさんを見かけたときには、とうとう日本へ帰れるのだという実感がわいてきます。
飛行機の中も最初は風景や機内食、降り立つ眼下の東京都心の風景、これらを見るのが格別なのです。