筆者は工場の改革にて、工場にて間接部門スタッフ(大卒総合職)として従事したことがあります。分野は品質管理です。常に7テーマくらいの改善が必要な案件を抱えていましたが、どれも半年で全部完璧に達成し、勤務評価は、「S」(最上級)をもらったことがあります。
最も意識すべきは、常に数日先を考えて、打ち合わせや報告などのスケジュールを先に入れてしまい、それに向かって、全力で準備を行うことです。
テトリスのように埋めていきましょう。
よくありがちな失敗として、何かの調査まとめや企画、教育資料、文書などひとまず出来上がった段階で、上長への報告を設定しようという人もいるかと思いますが、それは間違いです。
だって、報告のスケジュール設定しようとしても、その日に設定して、その日のうちなんて、なかなか難しいじゃないですか!では翌日という場合も、すでに会議で埋まっているケースもあります。となると、この時点で2日くらいロスするわけですよ。
また業務は、質は次に考えて、スピード重視で、ひとまず形にしてしまうということが重要です。たとえば研修資料を10枚作らなければいけないとしましょう。この場合、最初の1枚目からどういう構成、内容にしようか?とか細かく考えていき、2,3枚目となると、一向に終わりません。
ではこのような場合は、どうすればよいかというと、表紙と最後のまとめを、先に枠だけ作り、おおまかでいいので、ひとまず書いてしまうのです。そうすれば、間の中身もおのずと決まってきます。間の中身も何か書こうか決まらないならば、違ってもいいので、とりあえず何かを、過去に作成した類似資料でもいいので、ひとまず入れ込みます。そうすれば、やはりこの資料だと合わないから、少しこう変えてみようとか、いろいろアイデアが出てくるわけです。ラフでもいいので全体像の原案を先に作ってしまい、詳細は後で埋めていくのが鉄則であります。
資料は高速で作成ができます。ブラインドタッチは最も重要です。筆者はパソコンは2画面用いています。モニターを接続して、モニターを見ながら仕事をしています。文章を打つ時も、ノートPCのキーボードは周辺視野で眺めつつ、目線はモニタを見ながらタイピングをしています。そうすることで、あっという間に文字をたくさん打てるのです。
自分のアイデアを大切にしましょう。何かの企画や計画を作る時も、恥ずかしがる必要はないので、真っ向から自分も意見を出していきましょう。自分の意志を込めることが重要です。不安ならば、職場内の重鎮やベテランの人に少し見てもらうというのも手です。映画の処刑ライダーという1986年のアメリカ映画にて、不良集団のトップである、パッカードが、謎の黒いカスタムターボの車に、臆することなく真っ向から勝負を挑む姿がありましたが、この生き様こそ参考になりますね。
コメント