筆者の高2の偏差値は68でした。この数字を見てどう思うでしょうか? 68もあるなら、東大くらい狙えそうじゃん!?と思う方もいるかもしれませんが、それは大学受験に関する勉強不足と言わざる得ません。
高3になるとその偏差値がほぼ皆、5~最大10近く落ちるからです。その理由は2つほどあり、まず高3の模試になると浪人生が入ってきます。浪人生のほうが成績は良い傾向です。また模試の難易度も一気に上がって高得点を取りづらくなるのです。
筆者の高3の時の模試の偏差値をみると59まで低下していました。最後1、2ヶ月でなんとか盛り返して、旧帝大とほぼ同等クラスの難関国立大へ入ることができました。
つまり旧帝大レベルの大学に入るには、高2の時点で偏差値72くらいないと厳しいです。自分の高校の進路の本に名前だけ伏せた高1、2、3の全国模試偏差値とどの大学を受けて、受かったかどうかの星取表が、模試の順位で示されておりました。やはり旧帝大に入るような人は、高2で偏差値70くらいの人が多かったです。
これが京大レベルになると、高2の時点で偏差値75くらいだと安泰といえます。
このあたりのカラクリを理解せずに、高2くらいで偏差値65くらいあるから、旧帝大も余裕だとか勘違いすると痛い目にあいます。高校生は部活に行事に、遊びにといろいろ忙しいことかと思いますが、最も忘れていけないのは、大学受験の勉強であります。
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