品質保証部は毎日ストレスですか?

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筆者は品質保証部以外にも、4つくらいの他の管理部門を渡り歩いてきました。ある意味、異色の経歴であります。

品質保証部門に長年いましたが、やはり毎日ストレスを感じていました。何かしら憂鬱で、毎朝何かしら気になる部分を抱えながら、悶々としながら出社するわけです。毎日ストレスなく、晴れ晴れと伸び伸びと日々を暮らせたという日は、ほとんどありませんでした。

その理由は次のものです。

1. 毎日何が起きるか分からずに怯える。

トラブルやクレームは突如として、時を選ばすに突然起きます。そしたら、突然あわただしくなり、今後数日、場合によっては1個の案件で1か月くらい時間を多く費やす日々が訪れるからです。工場にいる場合は、突然発生して、トラブルの処理に長時間の残業を強いられる場合も多くあります。不具合品を社外に流出されるわけにはいかないので、いろんな工程に電話したり、確認したりして、素早く正確な処置が求められます。ここで多くの労力を費やすものです。その間、ほかの業務はほったらかしでたまってしまいます。品質保証部の人たちは、日々このような状況に戦々恐々としながら、過ごしているわけです。

2.基本的に一筋縄でいかない面倒くさい案件である

社外クレームに、工場内の品質トラブル。原因や対策がはっきりしていればいいのですが、原因がそもそも何なのか、この事象の悪さ加減や影響度はどれくらいのものなのか、答えがいまいちはっきりせずに、それなのにお客さんには回答しなくてはいけない。社内のいろんな部署に働きかけようにも、板挟みであったり、どの部署に振っていいものかいまいちわからない。こんな感じのものがすごく多いです。

3. 何か工場内のQAシステムを改良しようにも、ものすごく複雑で頭を悩める

QAシステムを導入しようにも、他の工程との関連性であるとか、設備的な知識だとか、現場の使い勝手、設備の専門部署との調整とか、予算見積もりとか、考慮しなくてはいけない要素が多々ありすぎます。どれが正解なのかも答えがはっきりないため、モヤモヤ感があります。そして予算執行は年度内とか納期があります。それまでにこれらの構想・仕様などを具体的に、関連部署とCFT(機能横断的組織)で決めて、製造現場にも納得をしてもらい、予算を獲得して、決裁書などを回してようやく工事にたどりつけるのです。これらの案件を複数もっていると、アッという前に秋になったりして、年度末までカツカツのスケジュールになったりします。

4.基本的に残業が多い

トラブル、クレームへの対処、不具合品の処置対応、何かQA改善をしようにも自部署だけではできず、いろんな部署に働きかけ、動いてもらってナンボなので、他部署との調整に多くの労力を必要とします。トラブル処置はスピードが命なので、気が張ります。

5. 毎日何をしたらいいか分からない

これは比較的新人や現場経験が浅い人に置きがちです。クレームやトラブルが来た。しかしどう主体的に動くべきか分からず、ひとまず話を聞いて確認しますとだけしか返事できない ということが実際ありえるのです。また工場の品質保証部へ配属されるも、実際毎日何をしていいか分からず、ひとまず現場を歩いてウロウロしてみるだけ、あとは事務所に戻ってメールをひとまず処理するだけとか、本当か?と思いますが、実際ありえるのです。これはかなりの苦痛です。自分の存在意義が見いだせず、毎日暗い表情になってきます。

6. 他部署との板ばさみ

どの部署も品質保証部とは関わりたくないものです。どこかの部署の責任であっても、それを話にいくと、うまい具合にはぐらかされたり、うちの部署は問題ないと突っぱねられたり・・・その中でも手持ちの案件はしかるべき部署に動いてもらい、仕向けなくてはいけません。相当気を遣うものです。

7.品質保証部内の人たちの性格がキツイ

簡単に言えば、イケイケドンドンなわけです。何となく態度がでかいのです。この雰囲気についていけない人はきついです。性格的に穏やかで真面目、コツコツ行うみたいな人は少数派であり、口がうまいとか、性格的にやや高圧的であるとか、そのような人たちが多い印象です。

8. 現場に近く現場とのやり取りもストレスとなる

工場の現場の発言力は強めです。そのような人たちと対等にやりあっていく必要があり、労力をくいます。

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